貸出し用 補聴器のメンテナンス
- 2019/11/17 12:32
- カテゴリー:補聴器
京都市右京区太秦 帷子ノ辻の補聴器・眼鏡専門店
カテゴリー「補聴器」の検索結果は以下のとおりです。
聞こえが悪いと感じているけれど
なかなか補聴器を着ける気にはならなかったが、
そろそろ補聴器と思うタイミングは、みなさん1~3年くらい経ってからですね。
それは・・・
補聴器の知識が少ないのと、周囲から補聴器に対して良いことを聞かないので
補聴器が初めての人にとっては不安が多いようです。
耳鼻科で聴力検査をされてから1年は経っていましたが、
周囲の会話が以前より聞き取りにくくなってきたので相談に来られました。
検査結果を見ると補聴器を着けられてもいい時期かもしれません。
補聴器を着ける時期が延びると、さらに聞こえも悪くなり
補聴器の音に慣れるのにも時間がかかってしまいます。
補聴器のことを十分理解していただいて2週間 試されることになりました。
耳あな補聴器 両耳で作られて2年くらいですが、
最近 右の補聴器だけが首を傾けた時に ”ピーピー” 鳴ると来られました。
両耳とも中程度の難聴で、右耳の方が少し悪いため音量も大きいです。
補聴器を作られた時は、自分の声のこもり感があったので空気抜きの穴を大きくしてい
ましたが、今回のように音漏れがするのでその穴を少し小さくしました。
それでもまだピーピー鳴るとのことで、今度は特殊なコーティング剤で全体を薄く
塗り耳との隙間を埋めました。
これで首を傾けてもピーピー鳴るのが治まったようです。
眼鏡技術専門学校から補聴器授業の校外学習で、
新大阪にある補聴器メーカー NJH大阪支社へ出向きました。
製作行程の説明を受けた後、オーダーメイド補聴器のシェル(外側)作製の部屋へ。
次にアンプなどの電子部品の組立行程へ。
顕微鏡で細かい部品を確認します。
工場見学の後最新補聴器の試聴体験。
最近の補聴器は、スマートフォンをハンズフリーで会話できるので
学生達は驚きの様子でした。
はじめての補聴器で相談に来られる方に
「必要な時にだけ補聴器を着けてもいいのですか」と質問されます。
軽度難聴の方は、初めは補聴器に慣れるまで1日約4時間は着けていただき、
補聴器の聞こえを十分理解した後は、必要な時にだけでもかまいません。
しかし、ある程度の難聴になると、補聴器を着けて普段から音が聞こえるように
できていないと、肝心な時に思ったほど効果が表れません。
最低でも1日4時間は必ず装着されるほうがいいです。
補聴器を片耳に着けておられる方が、
「両耳に着けるほうがいいのか」とよく相談に来られます。
補聴器は両耳につけることで、バランスよく自然に聞くことができます。
メガネで例えると、片眼だけ見えても距離感や立体視がしにくくなるのと、
良く見える方の目に負担がかかります。
耳も同じで左右から音が入ることでバランス良く、音の広がりや奥行きが増します。