認定補聴器専門店名簿
- 2018/07/16 18:04
- カテゴリー:補聴器
今期の
認定補聴器専門店名簿が送付されてきました。
お店を開業して3年
去年より
下記のように厳しい審査を経て『認定補聴器専門店』に登録され
毎年 登録名簿が送られてきます。
全国には722店が登録されていて
その内 京都は24店で、洛西地域では当店だけが認定店になります。
京都市右京区太秦 帷子ノ辻の補聴器・眼鏡専門店
営業時間 9:30~18:00
安心をお届けするマークです。
認定眼鏡士が国家検定の『 眼鏡作製技能士 』に昇格しました。
私たちは1級の眼鏡作製技能士 有資格者です。
小さな店舗ですが、補聴器とのつきあい方、
眼鏡の楽しみ方がぎっちりと詰まっております。
どういうこと?というと・・・
店主 吉野 泰清(よしの やすきよ)は、24歳から補聴器、眼鏡の販売や調整に従事しています。大阪で兄と営んでいた眼鏡店では、大阪府内の総合病院、耳鼻科クリニックで色々な補聴器の調整をしてきました。また令和4年3月末までの 20数年間、大阪の日本眼鏡技術専門学校で、補聴器非常勤講師の委嘱を受けていました。
自慢の補聴器工房のようす。
お客様に耳の状態をご理解いただくためのシカケがいっぱい。
いっぽう メガネでも
妻(紀子:のりこ)は、米国で「オプチカル・カラー・アナリスト」の資格を取得した、メガネファッションと色彩の専門家です。
メガネは大切なお顔にのせるものですから慎重にお選びします。お客様のお顔を造形学の観点から・その方のもつ色素から『似合うメガネ選び・カラー選び』のお手伝いをします。
「この町の専門店」として、地域に溶け込んで
「無くてはならない店」と言っていただけるよう、
たのしみながら日々がんばっています
小顔の方にフィットするサイズ
SOLAIZ サングラス
9歳までのお子様用のフレームを主に取り揃えています。
今期の
認定補聴器専門店名簿が送付されてきました。
お店を開業して3年
去年より
下記のように厳しい審査を経て『認定補聴器専門店』に登録され
毎年 登録名簿が送られてきます。
全国には722店が登録されていて
その内 京都は24店で、洛西地域では当店だけが認定店になります。
この夏の暑い時期に
急に聞こえなくなったと来られるお客様が多いです。
それは汗が原因です!
補聴器のレシーバーやマイクなどに汗が付着するのが故障の原因になります。
音を再生する部分がレシーバーで
補聴器本体に入っていて比較的湿気に弱いです。
また、マイクは外の音を取り込む役割があるので外側についています。
マイクは頭から流れてきた汗で故障することが多いです。
ですからレシーバーよりもマイクの方が汗の影響が受けやすいです。
汗による故障を防ぐにはこまめなケアが大事です。
耳あな型・耳かけ型補聴器を軟らかい布で軽く拭いてください。
そして
寝るときには乾燥ケースに入れてください。
2年ほど前に他店で補聴器の試し聞きをされたそうです。
その時の補聴器が耳かけ型で
耳に掛けると大きくて目立つ、
メガネやマスクもしにくいので
補聴器がいやになり作られなかったそうです。
今回はやはり 聞こえにくいためご来店されました。
2年前の経験があるので
補聴器を作るとしたら耳あな型補聴器がいいかと思っておられました。
試し聞きやお貸出しの補聴器は
リックタイプの耳かけ型になることをご説明したら
小さくて目立ちにくく
メガネも掛けやすい
こんなのがあるのに驚かれました。
このタイプの補聴器だと違和感がないからと
リックタイプの補聴器でご注文いただきました。
今までにも
補聴器を作られたお客様で
このようなリックタイプの耳かけ型補聴器を
知らない方は多いです。
当店に来店されるお客様は、みなさん若々しくてお元気です。
先日 メガネを作りに来られたお客様は
『似合うメガネを選んでもらえると知人から聞いたので、
メガネを買い換えるならここのお店を・・』っと思っておられたそうです。
その方は80代ですが年齢よりもずっと若く見えました。
今 お使いのフレームは下が無いナイロールタイプです。
見た目はスッキリとしています。
しかし
年齢とともに重力には逆らえず顔の筋肉は下がります。
顔の引き締まりやリフトアップには、フレームが全体にあるフルリムが効果的ですね。
目のたるみ、しわ、クマなどもカモフラージュできます。
今回 お選びしたエンジカラーのフレーム
とてもチャーミングで
よりはつらつとされた感じでした。
また テンプルの先が
メガネを掛けたときに安定感があるように
太く作られていることも特徴です。
数年前に他店で作られた補聴器の調整に来られました。
お客様の聞こえがどのくらいかわからないので
まずは3つの聴力測定をします。
① 気導聴力測定
② 骨導聴力測定
③ 語音弁別
測定結果
気導聴力と骨導聴力を測定することで
難聴の種類(感音性・伝音性・混合性)がわかります。
難聴の種類がわかることで
補聴器の調整の仕方も変わってきます。
いくつもの測定を行いますので
補聴器の調整には1時間ほど要します。
他店で作られた補聴器ですが
補聴器からの音漏れがあるのと
先に付いているイヤーチップが抜けやすいとのことで来店されました。
イヤーチップはシリコン性ですから劣化し抜けやすくなります。
半年~1年くらいで交換した方がいいでしょう。
また
今 使用されているスカート式イヤーチップですが
お客様の耳の形状や聴力からすると
2段構えのイヤーチップのほうが音漏れしにくく
よく聞こえ
抜けにくいことを説明しました。
これに交換したら
確かに聞こえは良くなり音漏れもしませんが
前のイヤーチップより閉塞感があるので
どうしても自分の声がこもった感じがします。
その こもりを少し下げることによってましになられたそうです。
今までのイヤーチップで慣れてきてたので
こもり感はすぐには解決できないかも知れませんが
少しずつ慣れていかれるとのことでした。
先日から
” 似合うメガネ ”を選んでほしいと言うお客様が来ていただいています。
お客様の
お顔の分析・トータルイメージ・好みの洋服の色・
どのような時にかけるのか・・・などのお話をしながら
似合うフレームと似合わないフレームとの比較をしたりして
いろんなフレームをかけていただきます。
今回もそれぞれステキで
お似合いになるフレームを選ばさせていただきました。
斬新なデザインで人気のカムロのフレーム
ボルドーカラーのフロントに
裏はクロの透かし堀りが入っていて、欄間を思わせるような古風なデザインです。
掛けた時の安定感がいいパサパのフレーム
シンプルだけど
変形型のユニークなデザインを気に入ってくださいました。
時代に流されない趣のあるG4のフレーム
こちらは80代男性の方が手元用として作られました。
耳あな補聴器やイヤモールドなどに
ベント(空気穴)を開ける場合もあります。
なぜなら・・・
快適性を上げるためにこのように空気穴を空けます。
・ 自分の声の響きを軽減できる
・ 聞こえがスッキリする
その代わり欠点もあります。
・ 補聴器で増幅した音が逃げるので効果を感じにくくなる
・ ハウリングを起こしやすくなる
半年前に耳あな補聴器をつくられたお客様が
少し聞こえにくくなったので音を上げたところ
今度はハウリングがしてきたので
ベント(空気穴)を少し小さくする工夫をしました。
ベントから漏れる音が以前よりも少なくなるので
ハウリングもなくなり
音も良く入るようになりました。
これからの季節 暑くなってくるので
メガネも涼しげなクリアーフレームが人気です。
今回のお客様も ”VioRouのRie” をお作りいただきました。
プラスチックの素材のユニークな細工が特徴です。
お客様の鼻筋が細いため、そのまま掛けると
メガネが下がりすぎて間抜けな表情になります。
そこで鼻盛り加工することに!
透明の鼻盛り部分をフレームの鼻あてとほぼ同じ大きさにヤスリで削り
厚みもお客様の鼻幅を考えながら削ります。
そして
専用の溶剤でプラスティックを溶かしながら接着します。
仕上がり後 正面から見ても不自然ではありません。
当店ではお買い求めのお客様には
メガネを快適におかけいただくために
今回のような加工も手間を惜しまず承っています。
手元用(老眼)の度数を測るときは
まず
遠くの見え方がどのような状態かを調べる必要があります。
ですから
遠方の完全矯正度数を測ります。
次に
近方の度数を測ります。
その時、お客様に確認をしなければいけない項目があります。
・メガネをどのような目的で使用するか
・見るときの姿勢
・現状使われているメガネとの比較
お客様の話を伺い、ご要望される度数を探っていきます。
度数が決まったら
両眼視機能のチェックをこれでおこないます。
まず
キョリと度数とのバランスを赤とグリーンの表でチェックします。
次に
偏光板のメガネを前にかざして
十字を見てプリズムチェックをします。
(遠方用測定の時はもちろんプリズムチェックはおこないますが
近方用測定の時のもおこないます)
お客様に見え方に対して困られている事をお聞きして
じっくりと測定させていただきます。
ですから測定に時間がかかることもあります。