眼鏡技術専門学校 補聴器の授業
- 2017/09/26 12:10
- カテゴリー:日々のできごと
毎週木曜日1・2限目は、店長の補聴器の授業です。
めがねの学校ですが、補聴器の勉強にも力を入れています。
先日の授業風景や内容を
学校のブログにアップしています。
今日の授業は、
「ことば」による聴力測定です。
補聴器の調整において
「ピー」「ブー」といった検査音を聞かせる
聴力測定だけではだめで、
語音弁別という「ことばの聞き取り能力」を
測定することが必須です。
この測定の結果次第で補聴器装着後の
聞こえの効果の予測ができます。
予測ができれば補聴器の種類や、
両耳に着けるべきか、
片耳であれば左右のどちらに着けるかなど
正しい今日の授業は、
「ことば」による聴力測定です。
測定には「日本聴覚医学会」が作製の
検査用音源CDを使用します。
写真のようにCDプレーヤーで再生し、
聴力測定器を介して本来はヘッドホンで聞かせますが、
今日は生徒全員に聞かせるためスピーカーで流しています。
検査音は女性の声で
「あ」とか「き」といった単音節です。
その声を聞いた生徒のひとりが
「なんか年代を感じる・・・」と。
CDは2010年版ですが、
もともとカセットテープで作製せれたものを
CDに書き込みしたと思う(これは私の考えです)ので、
生徒の感想に共感できます。
みなさんが聞かれても
「昭和のラジオ放送」みたいと思われるかも。