補聴器専門店・ほちょうき工房ヨシノ

届きました～。

「認定補聴器専門店」の審査結果通知書！

きょねん一年いろいろ勉強して準備して申請して、緊張しながら店舗の実地審査も受けました。

その後は、どうかな、どうかな…と。
年が明けてから期待半分、不安半分で待ち遠しかったこと。

ようやく実って、ウレシ～！

「認定補聴器専門店」とは、公益財団法人テクノエイド協会が認定する、補聴器の専門店のこと。

ここで強調されているのは

使用者､お客様本位の資格だということ

審査基準はすべてお客様の立場で行われます。

• 「認定補聴器技能者」が在籍していること
• 補聴器の適正な調整ができる機器設備がそろっていること
• その設備がきちんと稼働できる状態にあること
• その設備をきちんと使いこなせること
• お客様を大切にした適切な接客ができること
• 販売、調整の記録保管態勢が整っていること
• 個人情報保護を遵守していること
• 誇大広告など過度な販売競争を行っていないこと

そのほか実に様々な視点で、

「お客様のための」補聴器専門店になっている

かどうかを審査されました。

さらに有効期間は５年間だけ。つまり

５年ごとに、あの厳しい書類審査や実地審査

を受けなければならないのです。

開店して満１年。
２年目に突入するこのタイミングで、お客様にこのような良いお知らせができて、こんな嬉しいことはありません。

あ、「認定店になりました」と言えるのは４月１日からですから、念のため。

「クロスシステム」のご紹介です。

片耳は正常、もしくはそれほど悪くないのに、もう片方が悪いと、結構ご苦労なさっています。

聞こえる側から話しかけられると普通に受け答えするので、周りの人はお耳が悪いことに気がつかず、そのまま悪い側から話しかけたりします。

そうした時にだけ聞き漏らしをするので、「気分屋さん」とか「お高くとまっている」など、人に対して悪い印象を与えてしまい、そのことでご苦労されるのです。

そこでおすすめするのが、

「クロスシステム」

• フォナック社の補聴器を聞こえの良い側に

• 聞こえの悪い側にはフォナック社の「クロス送信機」をつけます。

聞こえの悪い側の音を無線で飛ばして、良い方の耳で良い方からの音と一緒に聞くのです。

すると、あ～ら不思議。
実際には良い方の耳だけで聞いているのに、聞こえの悪い耳も聞こえているように感じるのです。つまり「音が広がる」。

人間の仕組みって、よく出来ています。

当店にて、体験できます。

きょうのお客様。

すでにご主人様は補聴器のご使用経験があり、奥様のほうも２週間ほど前から初めての補聴器を試し聞きで使っていただいていました。

初回から耳あな式にしようか、耳掛け式がいいのか、ずっと迷われていたのですが、試し聞き用に耳掛け式をお貸し出ししていたところ、「慣れてしまったので、こちらにします」と、耳掛け式でご注文いただきました。

耳あな式のいいところがあり、耳掛け式の利点もあります。

最近の傾向として、「目立たない」ことを最優先になさるお客さんは少数派です。
むしろ聞こえや利便性から「自分に合った補聴器」を選ぶお客様が増えたのは、いい傾向です。そのほうが、お客様の選択肢が広がるからです。

ご主人とのコミュニケーションも良好だそうで、お帰りの時に「助かりました、有り難うございました」と喜んでいただけました。有り難いことです。

注文していた真鍮の薄板が届きました。
鉄道模型のショップからです。

３ｍｍ幅、0.4mm厚。長さは25cm。
４本も要りませんけど、セットなので仕方ありません。

これでナニを作るのか？

長さを７cmにカットして、
断面をヤスリで整えて、
先細ペンチで両端をくるっと曲げます。

はい出来上がり。

電池が補聴器のデンチロッカー内に落ち込んでしまったときに、引っ張り出す道具。
いってみれば、耳かき棒です。
双方で曲げかたを変えて、大小ある電池のサイズに対応させています。

ヨシノメガネが廃業して以来、尾崎周辺のお客様は店が遠くなってしまって、ご迷惑をお掛け通しです。

そこで毎月１回だけですが、尾崎に会場をお借りして出張することを決めました。

尾崎点検会

毎月１回、朝１０時～午後３時
阪南市の地域交流館

南海尾崎駅の海側すぐ、もとの尾崎小学校あとにできた市の施設です。
公民館や市の分館もひっついています。

先月８月から始まって、今回９月で２回目。
暑い中、補聴器のメンテナンスにお越し頂いてます。

半年以上もほったらかしにしてしまい、申しわけありませんでした。