中学校で補聴器体験
- 2016/04/26 12:19
お客様のY君が通う中学校の担任の先生から、電話がありました。
難聴のY君の補聴器の音をクラスの皆で聞いてみて、Y君がどのような聴こえなのかを体験することで、難聴の人への理解を深めたい。ついては、補聴器をいくつか貸してもらえないでしょうかとの、お問い合わせでした。
若い人たちに難聴や補聴器の理解が深まるのは、うちとしても断る理由はありません。快く協力を申し出ました。
とはいうもののY君と同じ音を聴かせると、健聴者には音響外傷の危険性もありますから、過大な音が出ないように一台一台出力制限を効かせておく必要があります。
それが十台ともなると、また大変な作業なんです。お客様への貸し出し用の補聴器を、一台一台パソコンにつないで音響調整をするのですから。
導音チューブも、S、M、Lと耳栓を3サイズ用意しました。
消耗品の電池もサービスです!
こんなこと営業中にはとてもする時間がありませんから、作業は閉店後。
おかげでゆうべは遅くまでの残業となりました。
先生、難聴のかたへの理解が深まる、いい授業やってくださいね!