難聴と認知症リスク
- 2016/04/22 11:18
ある調査によりますと、
軽度の難聴を放置しておいたときの認知症リスクは標準聴力の人の2倍、
中度の難聴を放置するとリスクは3倍、
重度難聴の場合でリスクは5倍
という統計が出ています(Lin et al./2011)。
そうなると、両耳とも聞こえが悪い場合、補聴器を片耳だけに使用すると、つけていない耳の聞こえが低下して認知症の発症リスクとなります。
このことを必ずご説明して、両耳の装用をご提案します。
「なんで、教えてくれへんかったん?」と、ならないように。