つばさ通り・本通り商店街

　泉佐野市が佐野町であった頃、この一帯が角花町と呼ばれる以前から私たちの商店街の通りは、「本通り」と呼びにぎわっていました。市制がひかれて、本町と栄町に区画整理されましたが、その後も「本通り」の名が残りました。

この通りにアーケードがつくられて、その看板の名称として「本通り」の名前が平成８年まで残っていました。関西国際空港もでき、今では、上善寺商店街とアーケードが共通となり、アーケードの名前が「つばさ」となりました。今でも通称として「本通り商店街」の名前を覚えているお客様方は、多いと思います。

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つばさ通り・上善寺前商店街

　明治から大正の初めにかけて、円田界隈（今の春日町）に有力な店が立ち並び非常に繁栄したといいます。大正末期から昭和の初めにかけて、昔の大将軍町（今の本町）が、新川・藤沢等の有力店を中心に栄え、誓文払いともなれば、有力な呉服のニ店が猛烈な競争を行ない、お蔭で他の店はＰＲせずとも押すな押すなの盛況だったといいます。

戦後、上善寺の塀脇に露天が客を集めました。上善寺第３７世道譽上人が塀をつぶし、貸店舗を建て、商店に改装。上善寺前商店街が結成された。

つばさ通り近辺には、上善寺、旧新川邸、妙浄寺、春日神社、食野家跡等の歴史を感じさせる建物や各地域で今もお祭りしている地蔵尊があり、少し足を伸ばして青空市場までもが、おすすめの散策コースとなっている。

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